飼い主にできること

心臓病の犬や猫にワクチンを打っても大丈夫?

心臓病の犬猫の飼い主さんからよくもらう質問の一つにワクチンのことがあります。 心臓が弱っているんだから、ワクチンを打ったら体調が悪化するのでは? ワクチンで心臓に負担はかからないのか? 何か飼い主にできることはないの? などの疑問や心配があ...
飼い主にできること

心臓病の愛犬愛猫のシャンプー・トリミングはしても良い?

「心臓病の愛犬や愛猫に、シャンプーやトリミングをしても良いのか?」という質問は多いです。 理由は、心臓の負担になって、体調を悪くしそうだから。中には、かかりつけの獣医さんから止められたり、トリミングサロンから断られるケースもあります。飼い主...
猫の心筋症

猫の心筋症の治療

猫の心筋症の治療について解説します。 猫の心筋症の治療の全体像 猫の心筋症については、アメリカ獣医内科学会(ACVIM)より、診断や治療のガイドラインが発表されています。(出典)そのガイドラインにある治療のイメージは以下のようになります。 ...
猫の心筋症

猫の心筋症の診断

ここでは猫の心筋症の診断について解説します。 診断は重要 診断はとても重要で、すべての土台です。 何について考えるのにも、まず「今はどういう状況なのか」という現状把握が必要ですが、病気の場合はこれが診断です。診断がはっきりしているからこそ、...
猫の心筋症

猫の心筋症のタイプ

猫の心筋症のタイプについて解説します。 「心筋症」にはタイプがある 心筋症とは 心 心臓の 筋 筋肉の 症 病気 とあるように、心臓の筋肉がやられてしまった状態です。 しかし、そもそも心臓は筋肉でできた袋のような臓器です。心臓がやられるのは...
犬の僧帽弁閉鎖不全症

犬の僧帽弁閉鎖不全症と利尿薬(フロセミド)

犬の僧帽弁閉鎖不全症の治療に使う、利尿薬のフロセミドについて解説します。 結論 フロセミドについて重要なことをまとめるとこうなります。 フロセミドは尿を出させるお薬 肺水腫など、心臓病によって起こった血液の渋滞が原因の症状によく効く そんな...
犬の僧帽弁閉鎖不全症

僧帽弁閉鎖不全症の犬はどれくらい運動させて良いか?

僧帽弁閉鎖不全症の犬の運動について解説します。 結論 先に結論的なまとめを伝えると 「運動は心臓の負担?」の前に、考え方を知ろう 不明点が多いが、個人的見解としては 健康な犬は普通に運動して大丈夫。心臓病にはならない 軽度〜中程度の子は、あ...
犬の僧帽弁閉鎖不全症

犬の僧帽弁膜不全症とピモベンダン

犬の僧帽弁閉鎖不全症の治療薬であるピモベンダンについて解説します。 結論 先にまとめから伝えると ピモベンダンは負担の小さい強心薬 心臓を強く動かしたり、血管を広げる働きがある 僧帽弁閉鎖不全症の犬に使うと病気の進行を遅らせられる 僧帽弁閉...
犬の僧帽弁閉鎖不全症

犬の僧帽弁閉鎖不全症とコエンザイムQ10

僧帽弁閉鎖不全症の犬に対するコエンザイムQ10についてです。「効くんですか?」「与えたほうが良いですか?」とよく聞かれるので解説しました。 結論 先に結論を伝えます。 僧帽弁閉鎖不全症の犬にコエンザイムQ10は効きますか?微妙です。「効きま...
猫の心筋症

猫の心筋症の余命

心筋症の猫の余命について解説します。 余命の目安 心筋症の猫の余命の目安をお伝えすると 無症状の軽度な病状 数年以上は生きている 症状が出る重度の病状 すぐお別れ〜数年は生きると幅広い といった感じになります。 いくつか根拠となる例を挙げる...